Daily Figaro
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「ショップ任せで豪華にカスタムされた車よりも、
頻繁に水拭きされている車の方が私は魅力を感じる。」
とある国に居た頃、路肩に停まった一台の車を見た。
味のある車とはいえ、その国では一般的に乗られている車だ。
ドライバーらしき若い女性はボンネットを開け、工具片手になにやら整備している。
彼女のケツを窓越しに眺めながら、私の乗るバスはその横を颯爽と通り過ぎた。
いつから車は他人任せの存在になったのだろう。
自分が命を預ける存在。
家族と共に歩み続ける存在。
最低限のことは知りたいと思う。知らなければいけないと思う。
2015. July. 梅雨
管理人 K
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